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ライニング複合材

●森松の開発力が生み出した新素材●
ステンレス鋼の使用量は、年々増加しています。大型構造物へのステンレス鋼の適用にあたっては、厚板ソリッド材及びステンレスクラッド鋼にて対応する必要がありますが、納期面、コスト面において必ずしも満足できる現状ではありません。
そこで、経済性と短納期等を考慮して、厚板ソリッド材及びクラッド鋼の代用として、森松独自の抵抗溶接によるライニング材(SUS鋼)と母材(構造用炭素鋼)を接合させたライニング複合材を開発しました。

●構造と特長●
ライニング材は、片面・両面共接合できます。
〔ライニング材板厚 最大2.0mm 母材板厚 最大25mm〕
最大寸法 3,000×8,000mm

●複合材の構造と材質組合せ例●
ライニング複合材は、使用環境に応じてライニング材の種類、ライニング面数(片面貼又は両面貼)を変えることができ、全体の材料費を大幅に低減できます。
ライニング材と母材の組合せにはほとんど制限が無く、各種ステンレス鋼のほか、その他の高級材料も接合できます。

●ライニング複合材の適用例●