【第2報】豊橋技術科学大学と「専用水道分譲地の水のレジリエンス」について共同研究を行っております

 わが国の水道普及率は98.1%(厚生労働省公表:2021年3月末時点)でほぼ飽和状態ですが、地域ごとのばらつきが存在します。特に千葉県北東部は公営水道(上水道・簡易水道)の普及率が低く、芝山町に至っては上水道普及率が0%です。また、仙台市にある市西仙台ハイランド団地では昨年3月の福島県沖地震の影響で専用水道が損傷し、その復旧過程において公営水道と大きな格差が生じました。
 ここ数か月間の豊橋技術科学大学との共同研究進捗状況について共有させていただきます。

・2023年2月7日 千葉県北東部専用水道分譲地現地踏査
(芝山あけぼの台・ハニワ台ニュータウン・はにわ台団地・バルールト成田・臼作放棄分譲地・ビバランド団地・パレスガーデン成田・芙蓉邸街・つつじが丘・リバティヒル500)

・2023年2月24日 豊橋技術科学大学にて中間発表会

・2023年4月3~4日 茨城県旧大洋村別荘地現地踏査

・2023年4月11日 西仙台ハイランド現地踏査

2023年5月7~8日 千葉県北東部専用水道分譲地現地踏査
(極楽寺ニュータウン・みどりが丘団地・はにわ台団地・ハニワ台ニュータウン・バルールド成田・大栄ニュータウン・リバティヒル500・パレスガーデン成田・芙蓉邸街・ビバランド団地・にっぽり団地)
 ※千葉県北東部専用水道分譲地現地踏査にあたっては、文筆家吉川祐介様の多大なる支援をいただきました。

 様々な経緯・事情があるとはいえ、結果的に公助から切り離されてしまったとしか表現のしようのない分譲地が数多く存在していることは事実です。「誰一人取り残さない」持続可能な社会に近づけるため、今後も共同研究を長期継続し、当社ならではの強みを活かした社会貢献活動を行ってまいります。