第20回ステンレス協会賞の「優秀賞」を受賞しました


 この度、森松工業株式会社は第20回ステンレス協会賞の『優秀賞』を受賞しました。この賞は、ステンレス業界における技術革新や研究開発において顕著な成果を上げた企業に贈られる栄誉です。

【選考理由】
 群馬県前橋市敷島浄水場配水塔にSUS304A、SUS329J4Lが採用されました。
 敷島浄水場の旧配水塔は1929年に建造。この旧配水塔は、国登録有形文化財でもあり、前橋市の憩いの場である敷島公園のシンボルとして広く市民に親しまれていましたが老朽化により2019年から新配水塔の建設を開始し、2021年2月より利用を開始しました。
 耐久性、耐震性確保の観点より、新配水塔よりオールステンレス製のタンクが採用となりました。ステンレス製の配水塔としては日本で3番目の高さとなります(高さ33.7m)。
 現在では、前橋市内の小学4年生を対象とした社会科見学が実施されており、社会的にも貢献しています。

 この受賞を契機に、さらなる技術革新と製品開発に力を入れていく方針です。特に、環境への影響を最小限に抑える持続可能な製造プロセスの確立と、エネルギー効率の高い製品の提供に注力します。また、ステンレス産業における新しい技術標準の確立を目指し、グリーンイノベーションを推進して、持続可能な社会への貢献を目指してまいります。